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あるVo,の日常


by simachang1
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結構前の話しです。
Blues,VoのHATA氏率いるFreeのカバーバンドを観に行った時のこと。
LIVE終盤の曲で、HATA氏が自分のギターを肩から外し、
ハンドマイクで唄い出したときのことです。
もともと素晴らしい声量を持ち、
かこいい男らしい歌声の持ち主である(ほめすぎか?^^)彼ですが、
急に今まで以上の張りのある、そしてインパクトの強い歌声が
客席に飛びこんで来たのです。
一瞬、おわっ!とたじろぎました。
ギターを下ろしたことにより、そんなに声が変わるとは思わなかったのです。
実際にはそんなに変わってないのかもしれませんが、
ボリューム(圧力)が上がったことによりそんな印象を受けたのでしょう。
そのことをHATA氏に話したら・・・
『それだけは言わないで!俺から魂のチョーキングを取り上げないでくれ!』
たしかこんなBluesMANらしいちょっと可愛いコメントをいただきました(^^)
ですが、私もギターをかつぎながら唄うタイプなので、
その現象に多少興味を覚えたいたのです。

そして前回の自分のBANDのスタジオリハの時のこと。
ある曲を唄っている際、曲のアレンジをみんなで創意工夫をし、
だんだんメンバー達の要求が過剰になり始めました。
その要求をなんとか応えようと、必死に唄っておったのですが、
とうとう私の能力の限界点が近づいてきました。
その時、HATA氏のLIVEのことを思いだし、
別にギターを弾く必要のない曲だし、思いきって下しちゃうか!
ってな感じでギターを下し、ハンドマイクスタイルに替えました。
そうしたら、なんと随分と楽に唄えるようになったのです。
『へ~こんなに違うんだ…』と素直に思いました。

私が推測するに、下記のようなことが原因ではないかと思いました。

1)かついでるギターのストラップが、肩からその近くの背骨付近を
 圧迫して、自然と姿勢が崩れてしまっている。
2)ギターを弾きながら唄う際、前にあるマイクスタンドに向かって
 顔を突出している為、自然と前のめりなり、気道を圧迫している。
3)ギターを下ろしたことで、自然な姿勢で歌える為、気道が確保でき、
 呼吸が楽になった。その為、様々なブレスのタイミングに対応でき、
 結果として歌に余裕が出来た。

そんなところであろうと考えています。
まぁ結局のところ、私はギターを持ちながら唄うのがヘタクソなのです。
私の好きなギターボーカリストである、HATA氏そして宮倉由美ちゃんの
つめの垢でも煎じて飲まんといけませんな(-_-)
by simachang1 | 2005-11-11 21:04 | 音楽